玄箱HG debian lenny (11)システムまるごとバックアップ
debian lenny化した玄箱HGをまるごとバックアップする方法。
現在WD製2TibHDD(WD20EARS-2TB-SATA300)で構築しいる鯖ですが、構成は以下のようになっています。
| パーティション | サイズ | 用途 |
|---|---|---|
| /dev/hda1 | 2G | ブート用 |
| /dev/hda2 | 512M | スワップ領域 |
| /dev/hda3 | 3G | lenny 用 |
| /dev/hda4 | 残り(およそ1994G) | データ用 |
こちらを参考に構築しましたので。 「玄箱に Debian 5.0 (lenny) をインストールする」
このうち、/dev/hda1と/dev/hda3のみをtarボールバックアップする方法です。
バックアップ
debina lenny起動している玄箱HGをまずは、EMモード化する
telnetにてログイン
telnet myserverIpAddress
スーパユーザへ切り替え
sudo su -
パスワード入力
以下を実行
※debian2.4化の場合
$ echo -n “NGNG” > /dev/fl3
※debian2.6化パッチのカーネル（私の環境はこちらでした）
$ echo -n “NGNG” > /dev/mtdblock2
らしいです。
echo -n "NGNG" > /dev/mtdblock2
再起動
reboot
再度telnetでログインします。
以下のようなプロンプトがでればEM化成功です。
KURO-BOX-EM login:
玄箱の仕様通りにログインします。
KURO-BOX-EM login: root
Password: kuroadmin
HDDのパーティションをマウント
# /bin/mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt
# /bin/mount -t ext3 /dev/hda3 /mnt2
バックアップ
# cd /
/hda1をバックアップ
# tar cvpf /mnt2/kurobox.hda1.tar mnt
/hda3をバックアップ
# tar cvpf /mnt2/kurobox.hda3.tar mnt2 --exclude mnt2/kurobox.hda1.tar --exclude mnt2/kurobox.hda3.tar
/mnt2(/dev/hda3)にできているtarをバックアップしておきます。
EMモードより復帰
以下コマンドを実行
# echo -n "OKOK" > /dev/mtdblock2
# echo -n "OKOK" > /dev/fl3
再起動すれば完成！
# reboot