楽天ひかり環境のネットワーク設定

最終的な構成は以下

ONU - SwitchHub -- Router(PPPoE)
                |   |   |- 公開用サーバ
                |   |
                |   |(<= ルータ同士をローカルエリア接続)
                |   |
                |- Router(IPoE)
                    |- スマホ
                    |- テレビ..
  • IPv6 で通常は高速通信
  • IPv4 PPPoE でポート公開やVPNなどの DS-Lite で利用できないものを使用する想定

以下各項目と溜まった知見

IPoE PPPoE

ルーターの設定 設定といってもIPv4 ルーターのDHCPを無効にして、IPアドレスをIPv6ルーターに合わせるだけです。IPv6ルーター(AX1167GR2)はいじる必要はありません。

IPv4 PPPoEとIPv6(v6プラス)を併用する | 小山電子

ONU SwitchingHub構成の方がシンプル

  • PPPoEパススルー設定で数珠繋ぎとする方法も接続確認できたが、 ONU - ルータ間にSwitchingHubを挟むほうがシンプル

PPPoEパススルー(ブリッジ)

  • ネットワーク内部から外部へのPPPoE接続を中継(パススルー(ブリッジ))する機能。
  • 家庭などでインターネット接続に用いられるブロードバンドルータなどが持つ機能の一つ
  • 古いネットワーク(IPv4/PPPoE)接続方式に戻してからネットワークに接続する
  • IPv4アドレスがない(IPv6で接続している)状態でも、IPv6非対応サービスなどに接続することが可能

IPv6パススルー(ブリッジ)

  • IPv6ブリッジ機能が有効である状態のこと
  • 配下に設置したPCやルータがIPv6ネットワークへ接続できる状態になっている事を言います。

PPTPパススルー(ブリッジ)(VPNパススルー)

  • IPsec(IP Security)または、PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)による VPN(Virtual Private Network)通信を通過させることができる機能

IPv4 over IPv6

  • サービス名として、 v6 プラス と表記する場合あり
  • 通信のカプセル化
    • IPv6パケットの中にIPv4パケットを包含して通信
    • 必要に応じてIPv6接続で通信でき、必要に応じてIPv4アドレスでの通信も可能
  • インターネット回線に接続するまでに中継ポイントを介さない為、高速
    • 光回線(ipv4(PPPoE))では網終端装置を介する方式が主流
      • アクセス集中すると通信速度が遅くなる事が課題
  • 接続方式は複数ある
    • DS-Lite
    • MAP-E
  • IPv4 over IPv6技術としてMAP-EとDS-Liteを比較したとき、両者にほぼ違いはない
  • IPv4 over IPv6では、IPアドレスのほか、ポートも複数のユーザーと共有
    • ポート開放は制限され、割り当てられたポートのみを開放可能
  • 固定IPが使用できない
    • 利用できる接続サービスが少ない
      • VPS(仮想専用ネットワーク)などのPPTP
      • SCTPを利用するサービスなど

SCTP

  • ストリーム コントロール トランスミッション プロトコル
  • TCPやUDPと同様に、OSI参照モデルの中では第4層となるトランスポートレイヤに位置付けられるプロトコル
  • 元々はIPネットワーク上で電話網のシグナリングプロトコルを実現するために設計されたが、 最終的には汎用性の高いトランスポートプロトコルとして、2000年に定義される

インターネット接続の仕組み

  • IPv4(PPPoE)
    • 遅い
    • IPv4方式のWEBサイトにのみアクセス可能
  • IPv6(PPPoE)
    • 遅い
    • IPv6方式のWEBサイトにのみアクセス可能
  • IPv6(IPoE)
    • 速い
    • IPv6方式のWEBサイトにのみアクセス可能
    • IPv6(IPoE)を利用するためには、インターネットを接続する企業側だけでなく、 プロバイダーなどの接続サービス側もIPv6に対応する必要あり

網終端装置はなぜアクセス集中で通信速度が遅くなるのか

NGN網

  • Next Generation Network
  • NTT東西の網

構造

PC - NGN - ISP - WWW

ボトルネックは網終端装置

  • NGN - ISP 間に NGNとプロパイダを結ぶ 網終端装置 がある
    • ユーザ(トラフィック)増加に伴い増設する
    • NTT管理の装置でプロパイダが希望してもなかなか増設されない
    • フレッツの速度低下はここが原因
  • 網終端装置 はプロパイダ毎に用意される
  • 網終端装置 とはISP事業者との相互接続に使用される装置

PPPoE

  • インターネット接続に電話回線を使用した接続方式を、イーサネット用として応用した技術
  • モデムを利用したインターネット接続や、ルーター同士を接続する際に用いられるプロトコル
  • インターネット回線への接続にあたって、中継ポイントにアクセスするためにIDやパスワードの入力や設定が必要
  • 簡単に説明すると、「あなたのパソコン」という「ポイント」と 「プロバイダのパソコン」という「ポイント」の2点間を接続してデータ通信を行う通信プロコトルのこと。 イーサネットというのはオフィスや一般家庭で利用されているネットワークのことで、 オーバーイーサネットというのは、その2点間の接続をネットワーク上でやりますよ、ということ。

IPoE

  • インターネットの接続の際に、網終端装置を介さない通信方法
  • プロバイダーのネットワークに直接接続して通信するため、インターネット回線の混雑がなく、PPPoEよりも安定した通信環境で利用可能
  • IDパスワード不要
  • PPPoEは網終端装置を中継することから、「トンネル方式」、IPoEは「ネイティブ方式」と呼ばれる

IPv4

  • 約43億

IPv6

  • 約430澗 (1澗(1かん)=1兆の3乗)
    • 43億の4乗
  • NATを使わない
  • 基本的に2から始まるアドレスはグローバル

有線表記の全二重

  • 有線リンク 1000BASE-T (全二重) の全二重とは双方向通信可能の意味

Refs